行を選択するマクロ

ワークシートの行全体を選択する方法です。

Rowsプロパティ と Rangeプロパティ を使って、行全体を選択する方法を説明します。

Rowsプロパティで行を選択するマクロ

■ 一つの行を選択する

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_1()
     
    Rows(2).Select     
 
End Sub

もし、4行目を選択したいなら Rows(4)やRows("4:4") とします。

• Rows(2).Select
 ’2行目を選択

●マクロの実行結果

■ 複数行を選択する1

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_2()
    
    Rows("2:3").Select   

End Sub

• Rows("2:3").Select
 ’2行目と3行目を選択

●マクロの実行結果

■ 複数行を選択する2

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_3()

     Rows("2:6").Select

End Sub

• Rows("2:6").Select
 ’2行、3行、4行、5行、6行を選択します。

●マクロの実行結果

Rangeプロパティで行を選択するマクロ

■ 一つの行を選択する

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_4()
      
    Range("2:2").Select  
    Range("B2").EntireRow.Select  
  
End Sub

• Range("2:2").Select
• Range("B2").EntireRow.Select
 ’2行目を選択します。

●マクロの実行結果

■ 複数行の選択

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_5()
     
    Range("2:3").Select
 
End Sub

●マクロの実行結果

■ 飛び飛びの行を選択する
2行目から4行目、6行目、8行目から10行目を選択する
引数をカンマで区切ります。

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_6()

    Range("2:4,6:6,8:10").Select

End Sub

●マクロの実行結果

アクティブセルのある行を選択する

アクティブセルのある行を選択します。

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4032_7()
     
    ActiveCell.EntireRow.Select
 
End Sub

アクティブセルの位置が”C4”にあるとき、上のマクロを実行すると4行目が選択されます。

●マクロの実行結果
アクティブセルの位置が”C4”にあるので、4行目が選択されます。

以上で「行を選択するマクロ」の説明を終わります。