ここでは、エクセルのマクロとVBA、VBEの違いについて、簡単に説明します。
VBA、VBEの違いは混同しやすくわかりづらい用語です。
マクロとVBA、VBEの違いをはっきり理解しておくことが必要です。
目次
マクロとVBA、VBEの違い
■ マクロとは
エクセルでの操作を 記録して実行 することで、一連の作業を完了することができる 機能 のことです。
プログラムと考えても良いかもしれません。
■ VBA ブイビーエー
VB(Visual Basicの略称)ビジュアルベーシック というプログラム言語を MicrisoftのOffice用に作ったものが、VBA(Visual Basic for Applicationsの略称)ブイビーエー という プログラム言語 です。
■ VBE ブイビーイー
VBEは、Visual Basic Editorの略称で、VBAのプログラム言語でマクロを作成するための専用の 編集エディタ のことをいいます。
マクロを作る流れを図にすると、次のようになります。
簡単なマクロの例
簡単な例を使って、マクロとVBA、VBEの違いを見てみましょう。
■ セルB2に、「はじめてのマクロ」と入力する操作をマクロで作ってみます。
VBAのコードは、次のように記述します。
■ コード内を「Wクリック」で選択できます。
Sub test1() <pre><code>Sheets("Sheet1").Range("B2") = "はじめてのマクロ"</code></pre> End Sub
VBEを起動します。
コードを書くところは、VBEの標準モジュール(module1)になります。
マクロの実行をした画面です。
VBEの起動方法は、次の記事が参考になります。
Visual Basic Editorの起動と終了
Visual Basic Editorのことを「VBE」と表示する場合もあります。 VBEの起動方法 ショートカットから起動する方法 開発タブから起動する方法 【ショートカットから起動す…
VBA(プログラム言語)を使って
VBE(Visual Basic Editor)にコードを記述します。
そうして、作ったプログラムがマクロという機能になります。
以上で「エクセルのマクロって何のこと?(VBA、VBEとは)」の説明を終わります。