マクロでスケジュール表を作る

ワークシートに、次のような「一ヶ月分のスケジュール表」を作ります。

ここでは、セルに「罫線」を引いて、表を作り罫線「太さや線の色」を変更する方法を説明します。

また、「セルの背景色」の変更方法を説明します。

マクロでスケジュール表を作るVBAのコード

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル0045()
 
  Dim WS1 As Object
 
  Set WS1 = Worksheets("sheet1")
 
  With WS1
    .Range("B3") = "日"
    .Range("B3").Select
  End With
 
  'B3からH3までオートフィルする
  Selection.AutoFill Destination:=Range("B3:H3")
 
  '罫線を引く、線の太さ、色を設定する
  WS1.Range("B3:H8").Select
  With Selection.Borders(xlLeft)
    .LineStyle = xlContinuous
    .Weight = xlThin
    .ColorIndex = 5
  End With
  With Selection.Borders(xlTop)
    .LineStyle = xlContinuous
    .Weight = xlThin
    .ColorIndex = 5
  End With
  With Selection.Borders(xlBottom)
    .LineStyle = xlContinuous
    .Weight = xlThin
    .ColorIndex = 5
  End With
  With Selection.Borders(xlRight)
    .LineStyle = xlContinuous
    .Weight = xlThin
    .ColorIndex = 5
  End With
 
  '下線を二重線に変更する
  Range("B3:H3").Select
  Selection.Borders(xlBottom).LineStyle = xlDouble
  WS1.Range("B3:H8").BorderAround Weight:=xlThick, ColorIndex:=5, LineStyle:=xlContinuous
  WS1.Range("A3:A8").RowHeight = 35
 
  '曜日のセルを塗りつぶす
  With WS1
    .Range("B3:B8").Interior.ColorIndex = 38
    .Range("C3:G8").Interior.ColorIndex = 19
    .Range("H3:H8").Interior.ColorIndex = 8
    .Range("B4").Activate
  End With
 
  End Sub

マクロの記述方法

1.デスクトップに作成した「確認用マクロのコピー」を開いて、「Visual Basic」をクリックします。

2.「Visual Basic」の画面で「Module1」を開きます。

3.サンプル0045のコードをコピーして、「Module1のコードウィンドウ」に貼り付けます。

4.このマクロを実行すると、図のようなマクロが実行されます。

コードの説明

この日程表は、ごく簡単なものです。

B列にから列方向に日曜から土曜までの曜日が入力されます。

一ヶ月分のマスを作り、予定を書き込めるようにしたものです。

曜日をオートフィルで入力し、罫線で枠線を指定します。

各曜日のセルは、土日と平日で背景色を変えています。

1. Setステートメントを使って、ワークシート「Sheet1」のオブジェクト名を変数「WS1」に格納します。
Set WS1 = Worksheets(“sheet1”)

2.セル「B3」に文字「日」を代入して選択します。
次にオートフィルが実行されて、セル「H3」まで「曜日」が入力されます。
With WS1
 .Range(“B3”) = “日”
 .Range(“B3”).Select
End With

Selection.AutoFill Destination:=Range(“B3:H3”)

3.次に罫線を引く範囲としてセル「B3」からセル「H8」を選択します。
WS1.Range(“B3:H8”).Select

4.Selectionプロパティで「現在選択している範囲」をオブジェクトに指定します。

セルに罫線を引くには、RangeオブジェクトのBordersプロパティで設定します。

●Bordersプロパティの定数
Borders(xlTop)-セルの上側
Borders(xlRight)-セルの右側
Borders(xlBottom)-セルの下側
Borders(xlLeft)-セルの左側
Borders(xlDiagonalDown)-斜線(右下がり)
Borders(xlDiagonalUp)-斜線(右上がり)
Borders(xlInsideHorizontal)-セル範囲の真ん中の水平線
Borders(xlInsideVertical)-セル範囲の真ん中の垂直線

5.セルの左側に罫線を引く設定をします。
With Selection.Borders(xlLeft)

6.罫線を引く場所を設定したら
LineStyleプロパティ\(\cdots\)線の種類
Weightプロパティ\(\cdots\)線の太さ
ColorIndexプロパティ\(\cdots\)線の色 を設定します。

7.LineStyleプロパティ(線の種類)
ラインスタイル「実線」
.LineStyle = xlContinuous

●LineStyleプロパティの定数
xlContinuous-実線
xlDash-鎖線
xlDashDot-一点鎖線
xlDashDotDot-二点鎖線
xlDot-点線
xlDouble-二重線
xlSlantDashDot-斜線
xlLineStyleNone-線なし

8.Weightプロパティ(線の太さ)
ウェイト「細線」
.Weight = xlThin

●Weightプロパティの定数
xlHairline-極細線
xlThin-細線
xlMedium-中太線
xlThick-太線

9.ColorIndexプロパティ(線の色)
カラーインデックス「青色」
.ColorIndex = 5

10.セルの左側の罫線を「実線、普通の太さ、青色」に設定します。
With Selection.Borders(xlLeft)
 .LineStyle=xlContinuous
 .Weight=xlThin
 .ColorIndex=5
End With

11.同じように、セルの上(xlTop)、下(xlBottom)、右(xlRight)にも設定します。
With Selection.Borders(xlTop)
 .LineStyle=xlContinuous
 .Weight=xlThin
 .ColorIndex=5
End With
With Selection.Borders(xlBottom)
 .LineStyle=xlContinuous
 .Weight=xlThin
 .ColorIndex=5
End With
With Selection.Borders(xlRight)
 .LineStyle=xlContinuous
 .Weight=xlThin
 .ColorIndex=5
End With

背景の設定

1.曜日のセルを選択し、セルの下側の罫線を「二重線」にする。
Range(“B3:H3”).Select
Selection.Borders(xlBottom).LineStyle=xlDouble

2.セルの「B3からH8」の範囲を指定して、外枠を「太線」で囲みます。
WS1.Range(“B3:H8”).BorderAround Weight:=xlThick

BorderAround の書式は次のようになる。
Range.BorderAround(Linestyle,Weight,ColorIndex,Color)

3.外枠を「BorderAround」メソッドを使って、「青色の太線」に設定します。
WS1.Range(“B3:H8”).BorderAround Weight:=xlThick, ColorIndex:=5, LineStyle:=xlContinuous

4.次に「セルA3からセルA8」の高さを設定します。
WS1.Range(“A3:A8”).RowHeight = 35

5.そして、日曜日の色をピンク色に、平日のセルをクリーム色に、土曜日のセルの色を水色に塗りつぶします。
With WS1
 .Range(“B3:B8”).Interior.ColorIndex=38
 .Range(“C3:G8”).Interior.ColorIndex=19
 .Range(“H3:H8”).Interior.ColorIndex=8
 .Range(“B4”).Activate
End With

最後に、ActivateメソッドでセルB4をアクティブにしておきます。

セルのサイズ変更と塗りつぶしのマクロについては次の記事が参考になります。
■関連記事■ セルのサイズ変更と塗りつぶしのマクロ

以上で「マクロでスケジュール表を作る」の説明を終わります。