シートの種類を調べるマクロ

ワークブック内のシートの種類を調べるマクロの作り方を説明します。

シートの種類を調べるために、「For~Next」ステートメントを使って、繰り返す方法を取ります。

ブックにあるシートの数だけ繰り返すことで、シートの種類を調べることができるわけです。

シートの種類(ワークシート、グラフシートなど)を調べて、結果を「イミディエイトウィンドウ」に表示します。

シートの種類を調べるマクロ

■ 「イミディエイトウィンドウ」の表示

1.「イミディエイトウィンドウ」を表示するには、「VBE」の「表示」から「イミディエイトウィンドウ」をクリックします。

2.「イミディエイトウィンドウ」が表示されます。

TypeName関数(変数)

次のように、ワークシート、グラフシート、ダイアログのブックがあります。

  ■ コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル4220()

    Dim MySheet As Sheets
    Dim SC As Integer
    Dim i As Integer
     
    Set MySheet = ActiveWorkbook.Sheets
    SC = MySheet.Count
     
    For i = 1 To SC
        Debug.Print TypeName(MySheet(i))
    Next i
      
End Sub
Dim MySheet As Sheets
Dim SC As Integer
Dim i As Integer 
’ 変数の宣言をします。
SC = MySheet.Count 
’ シートの数をカウントします。

For i = 1 To SC 
’ 変数 i を1からSC(シートの数)まで繰り返します。

Debug.Print TypeName(MySheet(i)) 
’ Debug.Printで「イミディエイトウィンドウ」に「マクロの結果」を表示します。

●マクロの実行結果
マクロの実行結果が「イミディエイトウィンドウ」表示されます。

ワークシート名を変更するマクロについては次の記事が参考になります。
■関連記事■ ワークシート名を変更するマクロ

以上で「シートの種類を調べるマクロ」の説明を終わります。