セルの文字色を指定するには、FontオブジェクトのColorプロパティやColorIndexプロパティを使います。
セルの背景色を指定するにはInteriorオブジェクトを取得して、ColorプロパティやColorIndexプロパティで指定します。
セルの文字色やセルの背景色を設定する
セルA3~セルF3のフォントの色と背景色を設定するマクロです。
コードの書き方は一つではありません。同じ結果になります。
[code] Sub サンプル5002_1() With Range(“A3:F3”) .Font.Color = RGB(0, 112, 192) .Interior.Color = RGB(146, 208, 80) .Font.ColorIndex = 3 .Interior.ColorIndex = 20 End With End Sub [/code]
• With Range(“A3:F3”)
’Withステートメント でセルA3~セルF3を指定します。
• Font.Color = RGB(0, 112, 192)
’文字の色を RGB関数 で指定します。
• Interior.Color = RGB(146, 208, 80)
’セルの背景色をRGB関数で指定します。
• Font.ColorIndex = 3
’ColorIndex番号 で文字色を「赤」にします。
• Interior.ColorIndex = 20
’ColorIndex番号で背景色を「薄い青」にします。
■ 色の値
■ RGB関数の戻り値の計算方法
RGB(赤、緑、青)として
戻り値=(赤の数値)+(緑の数値×256)+(青の数値×256の2乗)で計算します。
色の指定は カラーインデックス を使うと簡単です。
シートのタブの色を設定する
セルの色ではなくワークシートのタブの色を設定するには、次のようにコードを書きます。
コードの書き方は一つではありません。同じ結果になります。
[code] Sub サンプル5002_2() ActiveSheet.Tab.ColorIndex = 4 ActiveSheet.Tab.Color = RGB(0, 255, 0) End Sub [/code]
• ActiveSheet.Tab.ColorIndex = 4
’ColorIndex番号で、タブの色を緑にします。
• ActiveSheet.Tab.Color = RGB(0, 255, 0)
’RGB関数で緑を指定します。
以上で「セルの文字色や背景色を設定するマクロ」の説明を終わります。