納品書などのテンプレートを使い回すときに、数値を入れすセルなどのデータを入力したり消去したりします。ここではセルを指定する方法を説明します。
RangeやCellsを使ってセルを指定する
サンプルコード
コード内、Wクリックでコピーできます。
Sub サンプル2015() Range("B3").Value = "マクロ" Range("C3:G5").Value = 15 Cells(5, 2).Value = 40 Range(Cells(7, 2), Cells(8, 6)).Value = "★" End Sub
Range("B3").Value = "マクロ"
Range("B3")でセルB3を指定します。
Range("C3:G5").Value = 15
Range("C3:G5")でセルの範囲を指定します。
Cells(5, 2).Value = 40
Cells(5, 2).Valueを使うときは、Cells(行,列)に行と列の数値を入れます。
Cells(5, 2).Valueは、セルB5を指定します。
Range(Cells(7, 2), Cells(8, 6)).Value
Cellsプロパティで、セルの範囲を指定するときの書き方です。
●マクロの実行結果
SelectionとActiveCellを使ってセルを指定する
サンプルコード
コード内、Wクリックでコピーできます。
Sub サンプル2020() Range("B2:C5").Select Selection.Value = "Excel" ActiveCell.Value = "マクロ" End Sub
Range("B2:C5").Select
セルB2からセルC5を指定します。
Selection.Value = "Excel"
指定したセルに、"Excel"を入力します。
ActiveCell.Value = "マクロ"
アクティブになっているセルを指定して、"マクロ"を入力します。
以上で「操作するセルを指定する」の説明を終わります。