やさしいマクロとVBA

アクティブセルのアドレスを取得する

アクティブセルのアドレスを取得して、メッセージボックスに表示します。

A1形式のアドレスを取得するには、Addressプロパティを使います。

目次
  1. 指定セルの行番号と列番号を取得する
  2. A1形式でアドレスを取得する
  3. A1形式でアドレスの相対参照を取得する

指定セルの行番号と列番号を取得する

Rowプロパティで行番号を取得し、Columnプロパティで列番号を取得します。

　　■　コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル2580()
 
    Dim Row As Integer
    Dim Col As Integer
     
    Row = ActiveCell.Row
    Col = ActiveCell.Column
    MsgBox "アクティブセルは(" & Row & ":" & Col & ")です"

End Sub
Rowプロパティでアクティブセルの「行番号」を取得します。

Row = ActiveCell.Row
Columnプロパティでアクティブセルの「列番号」を取得します。

Col = ActiveCell.Column
メッセージボックスに行番号と列番号を表示します。

MsgBox "アクティブセルは(" & Row & ":" & Col & ")です"

●マクロの実行結果

A1形式でアドレスを取得する

A1形式でアドレスを取得するには、Addressプロパティを使います。

　　■　コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル2585()
 
    MsgBox ActiveCell.Address

End Sub
Addressプロパティでアドレスを取得して、メッセージボックスに表示します。
Addressプロパティはアドレスを絶対参照で、表示します。

MsgBox ActiveCell.Address

●マクロの実行結果

A1形式でアドレスの相対参照を取得する

　　■　コード内を「Wクリック」で選択できます。

Sub サンプル2590()
 
    MsgBox ActiveCell.Address(RowAbsolute:=False, ColumnAbsolute:=False)

End Sub
アドレスを相対参照で取得します。

ActiveCell.Address(RowAbsolute:=False, ColumnAbsolute:=False)

●マクロの実行結果

アクティブセルにデータを入力については次の記事が参考になります。
■関連記事■　アクティブセルにデータを入力するマクロ

以上で「アクティブセルのアドレスを取得する」の説明を終わります。